クリスパーカードをポイントカードとして利用!スタンプを押す際の注意点とは?
2017/04/20

クリスパーカードは、病院の診察券として需要が高いカードです。クリスパーカードは標準的なカードサイズで厚みは0.25mm、表面がマットなためカードに直接文字を書くことができ、来院者の氏名や予約日を記すのにとても便利です。
さらにクリスパーカードは、他のプラスチックカードの中では最も価格が安く、大量に配布するカードとして利用することに適しています。そのため、病院だけでなく他の一般的なお店(アパレル、スポーツジム、食料品店など、来店型の店舗)のポイントカードとしても、多く作成いただいています。
そのような場合によくお客様からお伺いするのが、「クリスパーカードに直接スタンプを押すことは出来るのですか?」という質問です。
確かに、ばらまき型のポイントカード(メンバーズカード)は、「1回ご来店ごとに1スタンプ」、「○○円お買い物ごとに1スタンプ」という活用の仕方がとても多いので、お店で使っている、あるいは使う予定のスタンプがポイントカードに直接押せるかどうかは、かなり重要なポイントになってくるでしょう。
シャチハタのスタンプならクリスパー素材のポイントカードに押すことが可能
まず、自動で充てんするタイプのスタンプ(シャチハタ)なら、クリスパーカードの上でも滲まずに押すことが可能です。
※写真左がシャチハタのスタンプ
ただ、「一般的なシャチハタのスタンプなら、大体押せる」とされているだけで、すべてのシャチハタのスタンプが滲まずに押せるとも限りません。
中には、スタンプが滲んでしまうような場合もあるかもしれません。
そのため、クリスパーカードをスタンプを押すタイプのポイントカードとして使用できるか確認するためには、実際に使うスタンプがクリスパーカードに滲まず押せるかどうかを試していただく方法が、最も確実です。
クリスパー素材のポイントカードは朱肉のスタンプが苦手
一方、クリスパー素材のポイントカードは、朱肉を使ったスタンプ(判子)が苦手です。
※写真右が朱肉を使用したスタンプ
朱肉を使用して押したスタンプは、クリスパーカードの表面がはじいてしまい、上の写真のようにちょっとこすっただけでも滲んでしまいます。
インクの種類による違いなのかは分かりませんが、スタンプカードとして使う場合は朱肉が必要ないタイプのスタンプを用意していただく必要があるでしょう。
お送りするサンプルカードでスタンプをお試しいただけます
日本カード印刷では、クリスパーカードをスタンプを押すタイプのポイントカードとして使用したいとご希望のお客様に、サンプルカードをお送りしています。そのサンプルカードに、実際に使う予定のスタンプを押してみてください。スタンプが滲まずに定着するかどうか、実際にお試しいただければと思います。そのようにすることで、「クリスパー素材でポイントカードを作ってはみたものの、使いたかったスタンプが使えなかった!」という失敗を防ぐことができます。
クリスパー素材でポイントカードを作成するメリットは、値段は安いけれど紙よりもずっと丈夫なことです。すでにお店で紙のポイントカードを導入していて、「今までと運用の仕方は変えたくないけど、ポイントカードの素材だけグレードアップしたい!」という方にも、とても向いています。
クリスパー素材で作成するポイントカードについて、何かご不明点がございましたら、お気軽に日本カード印刷までお問い合わせください。









