FELICA-S（フェリカエス）カード

高いセキュリティ性能、豊富な記憶容量、素早い処理速度が特徴

FeliCaはソニー社が開発した技術であり、高いセキュリティ性能、豊富な記憶容量、素早い処理速度といった特徴があります。

Suica、PASMO、ICOCAなどの交通系カードやnanaco、WAONなどの電子マネーなど日本国内で幅広く利用されています。

FeliCaには、「FeliCa Standard」と「FeliCa Lite-S」の2種類があります。

・FeliCa Standard
　高レベルで暗号対応しており、セキュリティー性や拡張性が高い
　ユーザメモリは3984バイト（16バイト×249ブロック）

・FeliCa Lite-S
　NFCフォーラム Type3 Tagに準拠
　メモリ分割機能を持たずセキュリティーや機能を最低限に抑えている
　ユーザメモリは224バイト（16バイト×14ブロック）

FeliCa-S（フェリカエス）は従来のFeliCa（フェリカ）対応製品と同じ無線通信方式を用い、またコマンド体系は互換性を有しているため、NFC(FeliCa)ポートやおサイフケータイ®／NFCスマートフォン等の既存のインフラやSDK for NFC等の既存開発環境が利用可能で、開発コストを抑えられます。

※「FeliCa」はソニー株式会社の登録商標です。

☆FeliCa（フェリカ）のIDmとは
FeliCa（フェリカ）のIDmとは製造工程でICチップに記録される16桁の固有の製造番号です。
入退室管理システムや勤怠管理システムなどの場合にはFeliCa Lite-Sがおすすめです。