失敗しやすい木目調デザインの成功例~おしゃれなメンバーズカード~
2017/01/30

上記のメンバーズカードですが、とてもキレイに木目調のデザインが入っているのがご確認いただけますでしょうか?
こちらは、ラミネート加工なしのプラスチックカード(0.5mm)に、両面木目のデザインを印刷して作られたカードです。
実は、プラスチックカードの木目調のデザインは失敗しやすく、例えば、通常のPVCプラスチックカードでは表面がつるつるしているため、木目調のデザインを上手く表現することが難しいですし、また、木目を目立たせようと淡い白っぽい色を使うと安っぽくなってしまったり、逆に濃すぎる色のデザインを使うと、木目調のデザインであることが分かりづらくなってしまいます。
ですが今回、あるお客様にお作りいただいたメンバーズカード(診察券)が、とてもキレイに仕上がりましたので、「木目調デザインのメンバーズカードを検討したい」という方の参考に、ぜひご紹介させていただきたいと思います。
ラミなしのメンバーズカードの質感と木目調のデザインがマッチ
先述しましたが、こちらのお客様が選ばれたのは、カードの表面をつるつるにコーティングするラミネート加工をしないラミなしカードです。

このように、メンバーズカードの表面を拡大すると、ざらざらとしているような細かい凹凸が確認できます。このざらざら感が、木目調のデザインにリアリティを与え、プラスチックではないかのような質感を与えてくれるのです。ラミネート加工をしていないだけで、特別なオプション印刷はしていないのに、カードに高級感が生まれます。
ちなみに、こちらの画像はメンバーズカードの裏面ではなく表面。このカードの表面には、来院予定などを書いたシールを貼って使用するそうです。
カード裏面はテキストを白抜きで印刷しサインパネルを追加
メンバーズカードの裏面にも、木目調のデザインが施されています。表面とは違い、裏面には病院の営業時間などを白抜き印刷で記載し、オプションでサインパネルを追加しています。
そもそもラミなしカードは、コーティングがないことが特長のメンバーズカードなので、わざわざサインパネルを付けなくても、カード全体に直接ペンで文字を記入することができます。
しかし今回は、カード一面に木目調のデザインが施されていて、そのままペンで文字を書いてもとても見えづらいですし、サインパネルなら細いボールペンでも記入がしやすいので、診察券として使うのにより機能的になります。
木目調のデザインのメンバーズカードを印刷する際のポイント
今回、例としてご紹介したのは、ある病院の診察券ですが、もちろん用途は診察券だけにとどまらず、アパレルショップや、オーガニック系の商品を扱うお店のメンバーズカードにも、とても適しているかと思います。
木目調のデザインのメンバーズカードをうまく印刷するポイントは、ラミなしのプラスチックカードを使うことと、印刷する木目画像の選び方でしょうか。木目の色が薄すぎても濃すぎても、印刷にのせた時にしっくりこない可能性があるので、どのような木目の画像を使っていくかは、私たちにご相談をしていただければと思います。
木目調デザインのメンバーズカードは、費用感も通常のラミなしメンバーズカードと変わりません。また、納期も通常のラミなしカードと一緒です。
→ラミなしカードの詳細はこちらのページをご確認ください。
このように、特別な費用をかけなくても一味変わったメンバーズカードの印刷が可能です。
「予算は必要以上にかけたくないけど、変わったデザインのメンバーズカードを作りたい!!」ということでしたら、木目調のデザインのメンバーズカードをご検討してみてはいかがでしょうか?







