車内放置による変形を防ぐ!耐熱性の高いメンバーズカード
2017/05/10

「車に置きっぱなしにして、メンバーズカードが曲がってしまったから交換して欲しい!」会員様からそんな連絡を受けたことはありませんか?
主に夏場の車内など、高温になる場所でのメンバーズカードの保管が想定される場合、あらかじめ対策をしておかないと、メンバーズカードが使えなくなってしまう恐れがあります。
今回はPVCプラスチックカードのなかでも、一般的なカードに比べて熱に強い“耐熱カード”についてご紹介します。
一般的なメンバーズカードは熱で曲がってしまう
一般的なメンバーズカードに使用されているPVCプラスチックカード(一般カード)は、約60℃を超えると、やわらかくなり曲がり始めます。夏場の車内の気温は約50℃、ダッシュボード上は約75℃まで上がるといわれており、カードをダッシュボード上に放置していると熱で曲がってしまう恐れがあります。
下の写真は、熱によって曲がった状態のまま固まってしまった一般カードです。
一度曲がってしまったカードは、技術的には熱を加えやわらかくし平らにするという方法で元の形に戻すことができますが、個人で直すことはできません。磁気カードの場合、ゆがみが残っているとカードリーダーに通すことができなくなり、磁気が読み取れないので、もう使用することはできないでしょう。
中には、カード自体に車内放置しないよう呼びかける注意書きがあるものもあります。たとえば、車検証と一緒に車内に保管されることが多い車屋さんのメンバーズカードなどには、「ダッシュボードに置かないでください」などの注意を促すものもありました。
耐熱カードなら真夏の車内でも変形しない
PVCプラスチックカードには、一般カードよりも耐熱温度が高い“耐熱カード”があります。耐熱カードの耐熱温度は約80℃と、一般カードより20℃高くなっています。これなら、真夏の車内温度を見ても十分耐熱性があるといえます。
耐熱カードは、車内で保管されることの多いガソリンスタンド・駐車場のメンバーズカードに使われていることがよくあります。他にも、ゴルフ場など車での移動が多いレジャー関連施設のメンバーズカードにも使用されることがあります。
車内で使用するカードとして広く普及しているETCカードについては、さらに高度な耐熱カードが使用されています。
価格は一般カードより10%ほど高くなりますが、同じ納期で承ります。
車での移動が多い会員様がお持ちになるメンバーズカード、高温になる車内での保管が想定されるメンバーズカードの作成をご検討であれば、耐熱カードにされてみてはいかがでしょうか?









