カード印刷後の使用済みインクリボンの処理について
2017/08/04

今回は、プラスチックカード印刷後の使用済みインクリボンの処理について、個人情報保護の観点から、弊社での取り扱いをご説明いたします。
使用済みインクリボンには個人情報が残ってしまう
カード印刷の方法はさまざまですが、ダイレクト印字(昇華転写)を行った場合、以下の写真のようにプリンターのインクリボンに印字した個人情報が残ってしまいます。
※個人情報が残ってしまった使用済みのインクリボン
写真では、分かりやすいように黒文字の部分をピックアップしていますが、カラー印刷のところも印字した情報は残ります。
このようなことを意識されているお客様はあまりいらっしゃいませんが、自社にて社員証の再発行などを行っている方から、個人情報が見えてしまう使用済みインクリボンの処理についてお問い合わせをいただくこともあります。
プリンターのインクリボンに残ってしまう個人情報には、社員証や学生証なら、氏名・生年月日・社員番号や入社日などの情報のほか、顔写真も含まれます。
弊社はPマークを取得済み 個人情報の管理を徹底しています
弊社では、2016年10月18日付で、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)のプライバシーマーク(Pマーク)を認定取得いたしました。プライバシーマークは、日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」に適合する個人情報保護措置の体制を整備している事業者が使用できるものです。
社員証や学生証・メンバーズカードの印刷では、氏名などの個人情報を扱うことが多くなります。そのため、会社全体で個人情報保護管理の徹底に努めております。使用済みインクリボンの管理についても同様です。
使用済みインクリボンの管理・処理方法は・・・
印刷会社の中には、使用済みインクリボンを普通のごみとしてそのまま捨てているところもあるようですが、弊社では、使用済みインクリボンを1年間保管後、シュレッダーにて細断を行い破棄しております。
また、「プラスチックカードを作成後、すぐに処分してほしい」という要望がある場合は、そのように対応させていただきます。
※こちらのシュレッダーで細断処理しております。
その他、弊社では、個人情報管理を徹底するために、社内に個人用バッグを持ち込まないなどのルールを整備・徹底しております。情報漏洩などがないよう社員の教育も徹底しておりますので、どうぞご安心してご依頼ください。







